――「ケーキはお兄ちゃん、お菓子はショウ君よろしくね!」 事前にそう言っておいたから、パーティー当日は夕方には用意は完了した。 「最近さぁ、 乃絵の人使い荒くない?」 お兄ちゃんがブツブツ呟くのは無視して! 「あとはカイが来るだけ!…あ、ヒロヤもか。まいっかアイツは」 あたしのテンションは時間が過ぎると共に最高潮に達していた。