大切な奴って・・・誰?土下座?
うーん、よくわからないよ。
多分この人の説明が悪いんだと思う。
「おい、糞が。卑怯な真似しやがって」
「やっときたか」
なにか開いたかと思うと月の光が入り少し明るくなった。
そしてその光の中から現れたのは・・・
「雨宮虎。待ってたぜ」
「頼んでねーよ。負け犬」
虎君だった。
ってなんでここにいるか全くわからないんだけど。
まだ大切な人いないし。
「負け犬?俺は負け犬じゃねえ、今からお前が負け犬になるんだよ」
「さあ、どうかな?」
虎君がそう言った瞬間いきなり首に冷たい物が当たった。

