「やっと観覧車乗れたね」 「あっそ」 虎君はやっぱり不機嫌だ。 まあ、2時間も待たされたんだからしょうがない。 後数分で一番上まで行く。 やばい。緊張してきた。 「あっあのね」 「なんだよ」 頂上まで後少し。 「虎君のことが大好きなんだ」 一番上まできて私は本当の気持ちを虎君に伝える。 「俺は・・・」 返事はわかってる。 「俺は女が無理なんだ」 「うん」 もっと頑張らにきゃいけないんだ。