キーンコーンカーンコーン 昼休みーーーーーー 「よし!」 私と純君は今食堂の前にいる。 この作戦は虎君に見せなきゃ意味がないから虎君を探さなければ。 「あっ、いたよ」 「本当!?」 純君が指をさしたのはあまり人がいない方の席。 虎君を見つけるのは簡単だ。 みんな虎君の周りには集まらないから。 唯一いるのがオレンジ髪をした不良の男の子。 確か佐藤聖夜とか言ったような気がする。 社交的で女子から人気があるとかほちゃんから聞いた。