あれから、何ヶ月か経ち俺は最悪な状況におかれていた。 「好き!大好き!」 朝、俺の清々しい登校を邪魔するのは前に助けた子犬みたいな女。 毎日、好きなどを連発してくるいかれた女。 本当、迷惑なんだよな。 けど、聖夜は・・・ 「優実ちゃんって言うんだっけ?あの子は人いい子だと思うよ?」 「女嫌いなんじゃないのかよ」 「あの子はなんか違うんだよね」 なにを言ってんだか。 女なんてどれも同じだろ。 卑怯で最低で人を簡単に裏切るんだから。