大事な人? 虎君は私のことを大事な人だと思ってるの? 「そんなの有り得ないよ」 「ナイフを持っている男に立ち向かうほど虎は命を無駄にはしてないよ」 虎君は命懸けで私を守ってくれた。 「暴力には色々理由があるんだよ。大事な人を守るためとかね」 ガタッ 私はおもいっきり椅子から立ち上がる。 「虎君に会いに行ってくる!」 「行ってらっしゃい」 虎君に謝ろう。 私は虎君をきっと傷つけてしまったから。 私は走って虎君の教室に向かった。