いつものように学校に行って放課後になった。


涼のことは少しずつだけど忘れてきていた。




「由美~かえろう~」



奈美が廊下から呼んでいる。



「はあい!ちょっと待って~」




鞄をあけると携帯が光っていた。




『涼』



え?


涼からメールきてる。




『今日遊ぼう。』




でも今日は塾があるしな。



時計をみると5時だった。
塾は7時からだし少し遅れても大丈夫だね。





『いいよ♪』




『じゃあ迎えにいくわ。』




『りょーかい!』