だいじの近くにある名前

目をあけてスカートをたくしあげたとき、おれはそれを思いだした。


だいじの近くにある名前。


そういえばタトゥーのうわさがユミにはあった。
どきどきしながらふとももをなぞる、おれの視線にユミが気づいた。