おれたちは時間を忘れ、ソファーのうえで長いながいキスをした。
ときおり彼女の涙が口にこぼれて、すこししょっぱい味がした。

ふたりが身体を動かすたびに、足と足がからまった。
ユミはおれのひざをまたいで、もものうえに座っている。

キスをしたまま、カーディガンの背中に手をいれた。
手さぐりで彼女のワイシャツをスカートのそとにだす。