君だけのもの



「へー♪じゃあ、告白はどっちから?」


「俺ですね。俺が一目惚れして…。」

一目惚れ…まぁ、あながち間違いでもないかな。


「そうなんだ♪何て告白したの?」


何て言ったか覚えてねぇ…。

「恥ずかしくて言えないですよぉ!!」

俺は笑って答えた。

「えー…彼女さんは、日悠君を独り占めだね♪羨ましいっ。」

「いやいや、俺は彼女一筋ですけど、ファンの皆さんも大好きですよ?いつも、ファンレターに元気貰ってます。」


「じゃあ、その彼女さんと、ファンのみんなにメッセージを!!」

彼女に言う必要あるのか!!って思うけど、笑って答える。


「彼女にもですか!?えーっと…モデルとしても、人間としてもまだまだですが、これからも応援お願いします!!皆さんの応援に答えられるように頑張ります!!」


「ありがとうございました。これで終わりです。」

「ありがとうございましたぁ!!」


やっと終わりですか…
なんか…気疲れした…。