俺らは、とりあえず絵里奈を呼んだ。


「何でこんな事になったの?」
愛弥が俯いている絵里奈に言った。


でも絵里奈は黙ったままで、何も言おうとしない。

「言わなきゃわかんないじゃん?…わかってるでしょ?こんなことして、ただじゃ済まないよ?」


それでも絵里奈は何も言わない。

「愛弥さんと2人なら…話します…。」

は?まじ何なの?

「わかった。あたしの部屋で話そ。」

そう言って、愛弥は絵里奈を連れて出てった。


はぁー…


「ごめん亜羅志…」

「別にいいけど、陽奈ちゃんが心配だよな…。」