みんな(女の子)はあたしと拓海が付き合ってること知ってる。


最初は誘うのにためらってたけど、1回拓海がOKしてから急激に増えた。



だから、女の子たちはあたしと拓海が付き合ってることなんて頭の片隅に置いてあるのだろう。





あたしは、彼女になってすぐのころ、付き合っているのに他の女の子と普通に遊ぶ拓海が許せなくて体育館裏に呼んだ。



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「拓海!!
あたし達、付き合ってるんだよね??」



「ああ。」



「じゃあ、他の女の子と遊ぶの止めてくれない??
ずっとイヤだったんだけど、言えなくて…」