「うるせぇ、黙れ。俺に掴まって歩けよ!松葉づえじゃ歩きにくいだろ。てか、俺のせいでもあるんだから」

ため息まじりに言うと、低い位置に肩を下ろした

「………ありがとう…」

私はゆっくり歩み寄り優太の肩に手を置いた

「じゃ、ゆっくり歩くから痛くなったら言えよな!」
「ううん…わかった」