リビングに行くと
ソファーに座って新聞を見てるお父さん
既に私達が来ると分かっていたかのように広げていた新聞をたたんで口を開いた
「そこへ座りなさい」
「・・・・・・・」
私達は黙って静かに座った
「優太君だったね?私は娘との関係には何も言わん。だが、昨日娘を襲った奴らの仲間だとしたら許さんからな!」
そう言ってお父さんは優太を見た
「いいえ。俺にはあんなひどい事をする友達はいません」
優太はさっきとは違う真剣な表情で迷わずそう言った
「お父さん、これだけは信じて欲しい。優太は不安でいっぱいだった私を助けてくれたの。支えてくれたの」
涙が流れそうになったけど力いっぱいお父さんに向けて私は伝えた

