「私が・・・優太が好き?」

「うん!好きってことだよ。早く答え出してあげなよ。優太くんまってるよ」

鈴子は、そう言って私の肩を軽く叩いて微笑んだ。

「・・・ありがとう。私、やっと自分の気持ちに気づいた。私は優太の事が好き!!」

「じゃあ今からでも遅くないから行ってきな。ちゃんと素直にいなよ」

「うん。行って来る」
(鈴子ありがとう。)

私は走って教室を出た