翌日・・

「おはよう。」

「おはよう。花憐、どうしたの?」

学校へ着くと一番先に鈴子が話しかけてきた
鈴子は元気のない私に心配した

昨日は一睡も出来ずひどい顔をしてる自分
当然だよね・・・昨日の今日だし。

窓際の席で頬杖をつきながら窓を眺めた
「花憐、何か悩み事?話聞くよ?」
鈴子は私を察して話しかけてくれた

「ありがとう。あれ?卓君は?」

「卓は担任に呼ばれて行ったよ!で、花憐は何を悩んでるの?」

「へぇー優等生の卓君がめずらしいね。私は別に・・・」

斉藤卓はスポーツ万能、成績優秀いわゆる優等生。
先生に呼ばれるはずがない

「もしかして・・花憐、優太くんに告られた?」

「・・・・・」
(何でわかるの??)

「やっぱり?告白されたんだ♪良かったジャン!優太くん花憐のこと好きってあるわかりだったし。」

「へ??いつから?なんで??」

「わかるよ~なんか花憐と優太くんって何となく似てて感情を顔にだすよね」

「そっかなぁ??私どうしたらいいかわかんない・・・優太といるとドキドキしてまともに顔見れない・・・こんな気持ち始めて・・・」

「花憐、それさぁ・・・恋だよ!!鈍いなぁ・・優太くんのこと好きってことじゃん!!」

鈴子は笑顔で私の頭を撫でた。