私達は、あっという間にこの水族館で一番人気の水槽トンネルにいた

「わぁ~めちゃくちゃ綺麗!迫力満点!」

「お~やべぇ~綺麗だな!!こえー位トンネル迫力すぎ!」

優太は、いつも以上にはしゃいで何度も何度も目で魚を追ってる

「ふふっ」

「??何笑ってんだよ?」

「何か優太がこんなにはしゃいでるの初めて見た~」

「はい?俺、いつもと違うか?変わらない気がするけど・・・」
優太は信じられないって言う表情で私を見た

「えぇ~違うよ~優太でも笑うんだね!かわいい」

私はふざけて優太をからかった

「バカッ!何がかわいいだ!照れるっていうか・・ゴニョゴニョ」
優太は顔を真っ赤に言い返す

「優太、顔真っ赤~~」

「うるせぇ!もう黙れ。早くしないとおいてくぞ!」
顔を真っ赤にしながらスタスタ先に優太は歩き出した

「待って~~もう待ってよ~」

慌てて優太の後を追いかける