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食事を済ませて私は夏佳さんのお手伝いをして他愛もない話をした

「今日もゆっくり泊まって行きなさいよ♪もう夜遅いしさ!親御さんには私が話しておいたから♪♪」

(いつの間に電話したの?!電話番号教えてないよ…てか、“今日も”ってまさか泊まった事知ってたの?!〃)

私は頭の中で色々な事を考えて悩んだ

夏佳はそんな私を見てクスクス笑って…

「電話番号は優太が教えてくれたんだよ!心配しなくても平気だからね♪昨日夜家に帰った時に花憐ちゃんの靴あったから泊まったの知ってたよ!」

付け加えるように言って私の頭を軽く叩いた

「……〃…そうなんだ♪…ありがとうございます!!じゃあ今日はお言葉に甘えて泊まらせていただきます」

私は深々と頭を下げてお礼を言った

「花憐ちゃんは、本当に礼儀正しいね♪けど、それも花憐ちゃんの良いところか!あっ、優太が部屋で待ってるから行きな♪手伝ってくれてありがとう♪♪」

いつの間にか洗い物のお皿は綺麗に片付いていた

夏佳は私の背中を押して2階の階段の方へ連れていった

もう少し夏佳さんと話したかったが優太が怒ると怖いから私は2階へ上がった