キーンコーンカーン…

放課後を知らせるチャイムがなった

ガラッ

そのとたん教室に優太と卓が入ってきた

「お二人さん♪何やってんの??帰るよ~!!」

「花憐、帰るぞ♪♪」

私と鈴子は喜びの声を同時に発した

『は~い♪♪帰る②♪♪』

優太は私の卓は鈴子のカバンを持ってくれた

そして私は優太と鈴子は卓と恋人繋ぎをして歩いた

(優太の手は大きくて暖かくて大好き♪ずっと離したくない…)

―数分が過ぎて正門前―


「じゃ、花憐!また明日ねぇ♪♪」

ニカッと笑い私に鈴子が手を振りながら言った

「うん♪♪また明日ねぇ!バイバイ~」

私も手を振りながら見送った

鈴子と卓は家が私たちとは別の方向だから途中までしか一緒に帰れないのだ

「優太!またな♪(これから花憐ちゃん泣かすなよ!!)」

卓は小さな声で優太に耳打ちしたのち鈴子と帰って行った

「おう♪♪またな!…ってなわけないし!!」

優太は顔を真っ赤にして卓を見送った

「……????」

私は不思議に思いながら優太と別の方向を歩き出した