「花憐ちゃん、まさか…だけどつわりじゃないよね?」

卓は確信したように私を覗きこみ言った

「えっ?!そんな……あ、でも最近……!!」

私は生理が予定日を2週間過ぎても来ない事に気がついた

「ごめんね!違うよな。てっきり鈴子と同じかと…!わりっ何でもない!!」

突然卓は言いかけて視線を横にずらした

しかし、私は聞き逃さなかった。

「鈴…子と同じかと??…何?!それ……ってまさかじゃ無いよね??」

私は脳裏に突然浮かびあがった…“妊娠”という言葉だった…

ホントか解らないけど、卓に問いつめた

数秒が過ぎて卓は思い詰めたよいにゆっくりと話し始めた