【短編】タイムカプセル





「はぁっ!?今から会いに来る〜!?しかも自転車なんてバカじゃないの!!」





突然のタクヤからの電話は驚きを隠せなかった。







『最近体なまってるし、そっちの方が意外に都会だし。』



「まあ、あたしは平気だけど……来るなら気を付けてよ?」







おうっ!!と活きのいい返事が電話の向こうから聞こえて、電話はそこで切れた。