『マヤへ もっとかわいくなればいっしょにいてやる』 「ぷっ……こっちも同じか。絶対に教えようとしなかったくせに。」 まあ、5才のころからこんなこと思われてたあたしにも問題はあるか。 「で、問題はこっちか。」 そこには3枚の紙がたたまれてあった。 透けて見える便箋はそれぞれ柄も違うようだった。 「あ………。」