【短編】タイムカプセル





男の俺でも、お前の行動は理解できねぇ。


そんな風にいいながら、アイスティーをズズー、とすする。






「話終わったんなら帰るぞ。てか、おごれよ。」


「おごる!!おごるからあと一ヶ所寄りたいとこあるから着いてきてー!!」



席を立ち上がろうとするタクヤの制服を引っ張って、必死に止める。





「んなもん、女子で行けよ。」





そんなこともいいながら、あたしの後ろを着いてきてくれる。