「傘もささずに… どうしたんですか?」 心配する私の問い掛けには答えずカバンから大きな紙袋を出した。 何が起こっているのか 理解できず首を傾げると 無理矢理その紙袋を 私に持たせ 「んじゃ」 と言って帰ってしまった。