姫のような王子様[続]






杏ちゃんは、気つかってくれたんだね。



心配かけてちゃダメだよね。


表に出さないようにしなきゃ!!!!




「ありがとうね!!2人とも」


私は精一杯明るく振る舞った。



明るく振る舞わないと今にも瞳から大きな滴がポタポタ流れてきそうで




そのまま噴水のように永遠と流れだしそうな気がして



迷惑かけたくないから、精一杯笑顔作って明るくした




「なーに言ってんのー!
俺ら友達っしょ?」



玲央君は、そー言ってニカっと笑ってた



その笑顔見ると少し気持ちが軽くなった気がした。




「まぁ、あんま考えこまないでよ?」




杏ちゃんにもそー言われ、

心配されてた事を確認するように身に感じた。