「確かに変態かもしれないけどさぁ~。
でも・・・・・・・」
優しいんだよ。
って言おうと思ったけどやめる。
どうせいじられるもん・・・・・
「でも?」
杏ちゃんは笑みを浮かべて顔を覗き込んできた。
「なにもッ!!!」
どっち道いじられるのか・・・・・・(涙
「なんかあるだろぉ~?」
にやにやしながら頬をつついてくる杏ちゃんはなんかすっごい意地悪い。
しかも楽しんでる。
杏ちゃん・・・・・・・。
Sだ!!!
「ないよー!!!
さっ!帰ろう!!」
何とかごまかす。
窓を見ると綺麗なオレンジ色の空。
「そーするか。」
そう言ってお互いに、机の横に掛ってたカバンを肩にかけ、教室を出た。


![心[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.781/img/book/genre1.png)