姫のような王子様[続]








それから、私は1日中顔が赤い気がして恥ずかしかった。


ちなみに、この原因の悴はいつもと変わらず平気な顔で1日を過ごしてた。



「私だけ意識しすぎ?!」



「うん。」




そうそう。
今は放課後。


杏ちゃんとちょっと話し中。



「でもさ、みんなの前でだよ?!?」



話をしてると、その瞬間がフラッシュバックされる。


思いださなくていーー!!!!!

私は必死に宙を仰いだ。



そんな私を見て杏ちゃんはクスクス笑ってる。



「今更じゃない?
校内放送で告っちゃったんだし。」



ヴ。

杏ちゃんの言葉はあってるから余計胸に刺さる。



「しかもいつもの事じゃない?」



うぅ。

チクチク



「まぁ、碧海変態だからね。」


グッサー!!!


KO。


杏ちゃんそこまで言わなくても。。