姫のような王子様[続]










「じゃあさ!!
今度Wデートしよう♪」




そんなカップル話で盛り上がった。

そして、悴は嫌そうだったけど、玲央君はOKみたい。



夢中で話してたから気づかなかったけど、ココは学校であり、大声でしゃべりすぎた。


そして、クラスの新聞部にも聞かれ、たちまち

玲央君と杏ちゃんが付き合ってること。

Wデートすることが学校中に広まった。





そうすると、急に教室のドアが開いた。


そして、圭君が走ってきた。




「羅夢ーーーー!!!」



そして、私に突進してくるかと思ったら、悴が私の前に立った。



「何のようだよ。」




「あれー。王子参上って奴~♪」



圭君は、悴をヒラリとかわした。



「あ。バカ!!」



そして、私の元に。


抱きついた。





「わぁ!!
ちょ・・・・圭君!!!」




「おい!圭!!!」


悴も怒ってる。