姫のような王子様[続]









「なんだよ!
やめろよー!!(怒」



悴のおでこには怒りマーク。


でも、なんだか楽しそう♪



「俺も、コスプレしたいなぁ。」



「その前に、お前は彼女1人に絞れ!!」



悴がそう言うと玲央君はピタッと止まった。


そうして、ちょっと間が空いた。



「実はぁ~。
えっとぉ~。」


なんかもごもごしてる感じ。

そこにすかさず悴は突っ込む。



「男ならシャキッとしゃべろや」



ぺシっと小さく乾いた音が聞こえた。



「わかったよー!!

俺、ちゃんと彼女いるから!!!
ね?!!」



・・・・・・・・・・・


・・・・・・・え?・・・・・・・



なに。


あの玲央君に


カノジョイルカラ


・・・・・かのじょ


彼女?!?