姫のような王子様[続]







「だって、悴小さい子みたいに可愛いから。」



正直に言うと悴は頬をプクーってふくらます。


そうゆうのが子供みたいで可愛い。


「子供じゃねーし。

大人になってみる?」



そしたら、さっきまで小さい子だったのに、
今は急に大人びる。


なんで?

ずるいよ////



「お・・・・・・大人って・・・・?」



何聞いてるの私ーーー!!!


自滅?

自滅だよ!!!

最悪ぅ////



悴がグイっと顔を近づけてきた。
うわ。

至近距離!!!


ち・・・・・・近ッ!!


「気になる?

・・・ふふ。・・・・後でね・・・・・♥」



近くて、耳元じゃないけど囁く。

悴が囁くときはいつも甘い大人な声。


もう、悴は大人びる一方で、私はおいて行かれた感じ。



「あ・・・・・後でって・・・・////」


ヤッパリ、その・・・・・・

そうゆうこと?!



「さぁってご飯食べよーっと♪」


なんでそんな恥ずかしいこと言って、平然としていられるのぉ?!