姫のような王子様[続]






血がドンドン出る。


止血しなきゃと思いなんか探す。


そしたら、羅夢に気づかれた。


「え?!大丈夫?!」


驚いてた。


結構血出てるしね。


「あ。大丈夫。バンソーコあ・・・・・」



ビックリした。


羅夢に左手つかまれて、そのままグイッと引っ張られた。


切った左手の人差し指が熱い。



え?


羅夢が人差し指舐めてる?!



「え。ちょ・・・・・」



なんか、舐め方がエロイっつーか。

どうせ、羅夢の事だから無意識だろうけど。



そんなことされたら・・・・・・。

理性保てないんだけど?





そして、一通り舐められ終わったらタオルで指巻かれた。



「ちょっと出血多いから、待ってて。
ガーゼ取る。」



そして、羅夢は高い位置にある救急箱を取った。



なんか足がプルプル震えてる。

可愛い。

背伸びをしてギリギリ届いたくらい。