姫のような王子様[続]










「なに作るんだっけ?」


羅夢に聞くと、もうすでに野菜を切っていた。

うぉ!

早ッッ!!



羅夢は手際よく野菜をきりながら俺に話しかけてくれる。


「あのね。オムライスでいいかな?」



「もちろんッ♪」


羅夢の手料理~~♪


マジ夫婦みたいだなッ!!!

将来ココに子供が座っててー。

パパ~とか?

可愛い♥


・・・・・・・・。



はい。

勝手な妄想すいません。




「なにか手伝うことある?」




「じゃあ、今日買った袋の中から野菜取り出して切ってくれる?
今日のサラダにしたいから。」




「了解でーす!」



ちょっとルンルンで野菜を取って切り始める。

そして、慣れない台所のせいかただ浮かれていたのかわからないけど、

間違えて指を切った。


マジかよー!!


俺ダセェ!!!