なぁに?!?!




「そんな!人がいっぱいいる学校で?!」





「そんな事誰も言ってないよー。別に俺はいいけど?
みんなの前で見せつける?」



そんな小悪魔な笑みが可愛いのか、
なんかイイよって承諾したくなる。


でも!!
学校でなんて無理だし!!



「人がいる所じゃ嫌だ!!」



声を荒げると悴はビックリしてたけど、なんか思いついたのかニヤッて笑った。

ヴ。


「羅夢って積極的~♥今度は本当に泊まりに来てね?
その時に練習する?泊まりなら2人っきりだよ?」




・・・・・・んなぁ!!!!




「しないって!!!ほら!授業始まっちゃう!!
行こッ!!!」



もう、恥ずかしい!!

自分で墓穴掘るなんて。



いつもは悴から手をつないでくれるけど、今日はさっきの流れで
私が悴の手を握っている。

そしたら悴が


「違うだろ!」



って言って、指を絡めてきた。



「うん///」


そして教室まで、ずっと手つないで行った。



この時間がゆっくり進めばイイのになぁ。