え?
なんで謝るの?
「俺さっき圭から羅夢のこと守れなくて。
それに自分で勝手に腹立ててた。
ごめんな。圭とのキス。」
そのことだったんだ。
良かった。
「大丈夫だよ☆ほっぺだし。」
そう言うと悴が急接近してきた。
そして悴の顔が私の右側に来た。
その瞬間熱いものが私の頬を滑った。
あぁ。
悴の舌だ。
「消毒♪」
そう言って悴の舌はドンドン横に移動して口にキスをした。
キスされたのは頬だから関係ないのに・・・////
しかも学校////
でも、悴だからキスされるの嫌じゃなかった。
最初は優しいキス。
でも次は、呼吸する間を与えない噛みつくようなキス。
「・・・ん・・・・あぁ・・・・」
息が!!
酸素が!!!
息が持たないって時に悴が唇を離してくれた。
「はぁ。」
死ぬかと思った!!
酸欠だよ。
悴は最近こうゆうキスが増えた。
悴の方は余裕らしいけど・・・・・。
「羅夢呼吸の仕方がわからない所が可愛い~♥」
んな!!
「だってわからないんだもん!!」
ちょっとムキになって言うと悴はなんかひらめいた顔をした。
そして手をポンっとたたいた。
「じゃあ、キスの練習でもする?」
え?
えぇぇ?!?
キスって!
てか、練習なんてあるの?!
「練習ってなに!?」
もうビックリしすぎて頭がよく回らない。
「え?だから、キスずーとしてればイイの♪」


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