急いで窓を開け、 流の姿を探す。 外は電灯があるとはいえ、 暗くて誰がいるのかよく見えない。 ……3人? 多分あれは流。 流を含め、 3人で何か言い争っている。 流、どうしたの? 私は急いで流の元へと走った。 「流!!」 勢いよくドアを開け、 流へと駆け寄る。 「どうしたの?」 私がそう聞いても 流は目の前の人物を見つめる。 そこでようやく 私はその人物へと視線を向けた。 ――ドクンッ 心臓の音を聞いた。 「お父さん…」 そこにはお父さんと 小さい朱音を抱えた恵さんがいた。