そんなことも、考えていて少しのぼせていた。


「花?大丈夫?」

「大丈夫、拓也もシャワー浴びてきなよ」

「あぁ」


そう言って、拓也はお風呂場に行った。


「ふぅ…今日楽しかったな~ってか、海に入ってるときの記憶が曖昧だな…私なんか、言ったのかな?でも、我慢しなくていいよって言ったのは覚えてるんだけどな…」


考えていると、拓也が帰ってきた。


「花?何考えてるの?」

「え?いや…なんか、記憶が曖昧だから、私変な事言った?」

「いや…俺がして欲しいことしてくれたな」


拓也はそう言ってニヤッと笑った。