「花、もう一回海行かない?」 「行く―――!!!」 「お前、酔っ払ってる?」 「ないない!!行こ♪」 私は、拓也の手を引いて海の家を出た。 「花」 「うん?らに~?」 なんか、気分が浮かれちゃうな~ 酔ってんのかな? ま、いいか~~♪ 「うわ~!!キレイ!!」 夜の海はまた、昼の姿とは少し違ってキレイだった。