「何しに来たのですか?えれな様。」 海斗の私へ対する話し方に驚く周り。 そりゃぁそうだよね。 さっきまでタメだったのに、敬語。 「コレ・…。」 持ってきた忘れ物を、海斗へ渡す。 「あーっ!今日つかうエプロンとバンダナとかじゃん。あ…。えれな様。ありがとうございます。」 「ううん。っじゃ私行くね。」 「あっはい。お気をつけてくださいね。」