ー2-2 「ここか。海斗は…。」 きょうしつのどこにも海斗の姿が見当たらない。 「トイレかな…?」 そう思い立ち去ろうとしたその時。 「海斗くーん。ここ教えて。」 「私も。」 「はいはい。」 たくさんの女の子の中にいる1人の男の子 それは海斗だった…。