「ごめん。 あたしはまだ資料が残ってるし。 整理とかあるからさ。 他の人はまだ部屋にいんじゃない? 皆で食べてきたら。」 「俺、菅原涼(すがわら りょう)っていいます。 今回は諦めます。 けど、いつか一緒に食事。 してくださいね。」 嫌いなら断ればいい。 けれど、それができないのが私の欠点。 よく海斗にも注意をされていたなぁ…と振り返るたびに笑みが浮かんだ。 菅原涼かぁ。 考えてみたけど、あの人は同じ部署かな? 社長の娘の私は有名で、違う部署にも知られている。