「自分の店を開く。」 「店。」 「料理店を開きたいんだ。」 今、思えば、海斗は料理の学べる学校へ通っていた。 けれど、お母さんとお父さんの勝手なことでその夢が奪われたんだ。 けれど、海斗は諦められなくて。 ずっと心で悩んでたんだ。 「ごめん・…海斗。」