「ず…っと支える。ずっと…守る…。」




「そっ。」





えがおで抱きしめる海斗。




ごめんね。ごめんね。



私は今までどこか間違えていたのかもしれない。




海斗を私みたいな社長令嬢と婚約させてしまって、



海斗の人生を縛り付けてる。




だから、少しでも仕事を頑張って、楽にさせたい。




そう思ったんだ。