「まっててね。ちょっとお父様にお電話をしてくるから…。」 「うん。」 えがおで出ていく海斗の背中をただ見つめていた。 「あ!!」 「?」 急に声を出し、ちょこんと扉から顔を出し、 「鞄に荷物しまっててね?」 ッと一言。 や…。 優しい!! 優しすぎるでしょ!?