海斗の家計は代々、二階堂家へ仕える。 まぁ要は使用人ってこと。 「婚約受けるんですか?」 私の部屋で急に聞いてくる海斗。 「その話止めてって言ったよね?」 「いや…その・・・えれな様がご婚約をなさったら、俺の仕事っというか任務が終わるなぁって思いまして…。」 「え…。」