そしたら、千尋が走ってきた。
「どうしたの?」
千尋は、すぐに小さいホワイトボードに何かを書いていた。
『はずかしい』
「そっか」
僕は、千尋に向けて笑った。
そしたら、いつもどおり僕に笑顔を向けてくれた。
「さすが兄弟、笑った顔が似てるな」
「な、空夏?」
そう言いながら、空夏ちゃんを見ながら笑顔になっていた。
おきまりなのか?と、不思議に思うぐらい同じように、空夏ちゃんも、笑っていった。
「翼達の、笑顔も似てるしな」
「な、千尋?」
千尋は、笑顔のままうなずいた。
そう思っていたら、空夏ちゃんがこっちに歩いてきた。
千尋の前で、止まって笑顔になったと思ったら、口が開いた。
「空夏と、一緒に遊ぼう?」
千尋は、戸惑っていた。
僕は、千尋の頭を軽く押した。
そしたら、千尋は僕の方を見た。
「行っておいで」
「空夏ちゃん、千尋の事よろしくな?」
「ぅん」
そういいながら、千尋の手を握って教室の方に向かって行った。
「さて、俺達も行くか」
「どこに?」
「どこって・・・・弘明、校長先生の所行って無いだろ?」
「忘れてた!」
「俺も、用事あるからつれっててやるよ」
「ありがとな、翼」
僕は、翼の後ろについていったんだ。
「ここだぜ?」
「失礼します」
「校長先生、千尋の兄をつれてきましたよ。」
「ありがとぅござぃます。」
「あ・優、こんなところにいたのか?」
「杉原さんは、私が呼んだんです。」
「校長先生が?」
「はぃ」
「稲生君」
「はぃ」
「ようこそ、身体に障害がある子が集まる学校へ」
「昨日は、ありがとぅござぃます」
「いえ。」
「さっそくですが、杉原さんを紹介しますね」
「杉原さんは稲生君と一緒で、弟がある事件をきっかけに声が出なくなっています。」
「千尋と、同じで・・・・?」
「はぃ」
「ですから、お互い参考になる事があると思うので、お互い仲良くしてください。」
「稲生弘明です。」
「よろしくお願いします。」
「杉原優です。」
「よろしお願いします。」
杉原さんは、おとなしそうな人だった。
「杉原さん・稲生君・翼君、12時までには、ここに戻ってきてくださいね」
「はい」
そういって、翼と杉原さんと僕は校長室をでて行った。
「どうしたの?」
千尋は、すぐに小さいホワイトボードに何かを書いていた。
『はずかしい』
「そっか」
僕は、千尋に向けて笑った。
そしたら、いつもどおり僕に笑顔を向けてくれた。
「さすが兄弟、笑った顔が似てるな」
「な、空夏?」
そう言いながら、空夏ちゃんを見ながら笑顔になっていた。
おきまりなのか?と、不思議に思うぐらい同じように、空夏ちゃんも、笑っていった。
「翼達の、笑顔も似てるしな」
「な、千尋?」
千尋は、笑顔のままうなずいた。
そう思っていたら、空夏ちゃんがこっちに歩いてきた。
千尋の前で、止まって笑顔になったと思ったら、口が開いた。
「空夏と、一緒に遊ぼう?」
千尋は、戸惑っていた。
僕は、千尋の頭を軽く押した。
そしたら、千尋は僕の方を見た。
「行っておいで」
「空夏ちゃん、千尋の事よろしくな?」
「ぅん」
そういいながら、千尋の手を握って教室の方に向かって行った。
「さて、俺達も行くか」
「どこに?」
「どこって・・・・弘明、校長先生の所行って無いだろ?」
「忘れてた!」
「俺も、用事あるからつれっててやるよ」
「ありがとな、翼」
僕は、翼の後ろについていったんだ。
「ここだぜ?」
「失礼します」
「校長先生、千尋の兄をつれてきましたよ。」
「ありがとぅござぃます。」
「あ・優、こんなところにいたのか?」
「杉原さんは、私が呼んだんです。」
「校長先生が?」
「はぃ」
「稲生君」
「はぃ」
「ようこそ、身体に障害がある子が集まる学校へ」
「昨日は、ありがとぅござぃます」
「いえ。」
「さっそくですが、杉原さんを紹介しますね」
「杉原さんは稲生君と一緒で、弟がある事件をきっかけに声が出なくなっています。」
「千尋と、同じで・・・・?」
「はぃ」
「ですから、お互い参考になる事があると思うので、お互い仲良くしてください。」
「稲生弘明です。」
「よろしくお願いします。」
「杉原優です。」
「よろしお願いします。」
杉原さんは、おとなしそうな人だった。
「杉原さん・稲生君・翼君、12時までには、ここに戻ってきてくださいね」
「はい」
そういって、翼と杉原さんと僕は校長室をでて行った。
