忘れられない人

しかし、合コン当日。

またしても待ち合わせ場所で、女4人でワイワイと、どんな人がくるだろうね~と言いながら楽しみに待っているところに、

凌が一人で現れた。

凌の顔は私しか知らないし。

凌も4人の女の子のメンバーの中で私しか知らないので、

必然と目が合ってしまった。

「おっす、お疲れ~。」

満面の笑顔を向けながら、凌の方から声がかかる。

私は突然の出来事に、対応しきれなく、声が出ない。

友美も知り合い?とばかりに、私の方を見てくる。

「・・・お疲れ様です。びっくりした、藤咲さんが来るなんて。」

私が一生懸命にここまで話すと、まわりの3人が”藤咲さん”との言葉で、この人が誰だかわかったようだ。