忘れられない人

普通の友達・・・いや、後輩?のようにされているのも、

時にはツライのかもしれない。

みちるたちに置いてけぼりをくった私たちは、

また人の波に戻り、ゆっくりと花火に歓声を上げながら歩き進めていた。

「・・・教習所、行ってる?悪いな、最近仕事が忙しかったから、見に行く暇なかったんだ。」

凌から教習所のことを聞かれ、一瞬言葉に詰まる。

「もう、一段階終わったくらいかな?」

やっぱり凌は、私が教習所に行ってないことを知らなかった。

それはそれで、知らないふりをされているよりもよかったんだけど、

さて、何て答えよう・・・。