ソプラノ

集合場所は大鳥居前。





神社の鳥居が見えてくる。





鳥居の下には陸達がいた。






「おーい!おせぇっ!どんだけ待たせれたと思ってんだよ!!」





陸は手をブンブン振りながら遠くから叫ぶ。




「悪い・・・ってか、お前が急に時間変更するからだろ!!」




俺は陸に怒鳴る。







「ったくよぉ・・・・。あれっ!涼ちゃんもいんじゃん!」




陸は涼の顔を見てから、俺の顔を見て笑った。




「きゃー涼ちゃん!」
「浴衣姿も可愛いーっ!」



柚と由希はまたもや騒いでいる。



「そんなことないよ。柚ちゃんと由希ちゃんのほうこそ浴衣、可愛          い・・・」




涼は照れているのか、少し頬を赤らめて言った。





―ズキューンッ





由希と柚はそんな、ちょっと不器用で控えめな、涼の言葉に胸を撃たれる真似をする。





「あぁぁ・・・涼ちゃんかっわいー!!」



由希は涼を抱きしめる。



「ええっと?」



涼は少し困っていて、そんな光景がおもしろく、他のみんなも笑っていた。