ソプラノ

―昼休みだ。












「あ~眠・・・」






俺は机に顔を伏せる。








眠りに落ちる時だった。










「俊介~遊ぼうぜ~!」







高くて元気のいい、陸の声が俺の眠りを妨げる。








「んぁ・・・?」







俺はショボショボとする瞼をこすり、陸の方へと顔を向ける。






眼鏡をかけていないせいで、陸の姿がぼんやりと浮かぶ。










「何、寝てたな?」






陸は俺の目の前に立ち、眠そうな俺の顔を覗き込む。








「・・・昼って眠たぁない?」




俺は伸びをしながら陸に言う。







陸は笑いながら「俺は5~6時間目かな」と言った。







「そか・・・遊ぶって何すんの?あれ、弾は?」






俺は陸と一緒にいるはずの弾の姿を探す。







「あぁ、委員会で呼ばれてさ、アイツあーみえて保健委員なんだぜ?ウケる・・・」




―ウケるのか・・・。





陸はつまらなさそうな顔をし、「何しよっか」と首を傾げた。