ソプラノ

―授業中。






英語の文を目辿っていく。








俺は英語は苦手だ。








意味の分からない英文を、ただひたすら、目で追った。












「ねぇ・・・・俊介」





隣から聞こえた囁くような声。







声のするほうに顔を向けると、笑顔の柚がいた。





「どした?」





俺も囁くように返すと、柚は紙を小さく折った物を俺に渡す。





―カサッ





「?」




俺はその小さな紙を広げ、中に書いてあった言葉を読んだ。